【イギリス2023】海外留学 持ち物リスト(必需品/不要品/おススメ/注意事項)【超徹底解説】

海外留学を控えている皆さん、準備は万端ですか?

コロナ禍の渡航制限が落ち着き、留学準備を再開したという方も多いのですよね。現地の事情というのは出発前にはイメージがしにくいもので、何を持っていけば良いのか悩んでしまいますよね。

  • いつも使っているあのアイテムは留学先で手に入るのか?
  • 絶対忘れてはいけないものって何?

等々、実体験をふまえて海外留学の持ち物リストについて解説します。

このリストがぴったりハマる方
  • 留学先:イギリス
  • 期間:1年~(長期留学)
  • 大学/大学院留学
  • 本気の語学留学
Tina

留学先の国によって事情が異なります。今回はイギリス留学の場合で、期間は1年程度~を目安にお話します。筆者のMBA留学の経験を元にしているため、大学や大学院に「ガッツリ勉強しに行く人により適した内容」です。
※現地事情もふんだんにお話しているので、留学以外のイギリス渡航予定の方は目次から必要な内容に飛んでください^^

【関連ワード】2023海外留学 何が必要/イギリス留学 必需品/持っていくべきもの/荷物/預入 機内持ち込み/学部留学・大学院留学/長期留学/準備リスト/禁止リスト/リチウム電池/イギリス 現地事情/買い物リスト/詳細解説/丁寧解説/注意 危険/イギリス電圧

※下の記事はMBA留学用のものですが、他の留学にも共通して役立つ情報も^^

Tina

長いです。スマホの方もPCの方も、常に画面右下に「目次を見る」ボタンが出ますので、迷子になったらそちらから戻って下さい。

目次

大抵のものはネットで手に入る

まず、身の回りの品は大抵ネットで手に入ります。

当然ながらイギリスも日本同様にAmazonをはじめ多くのショッピングサイトが充実してますし、コロナパンデミックでその利便性はより加速されました。

Tina

イギリスには日本式の爪切りがない」という記事を見つけましたが、スーパーに普通に売ってます。ネットでも安く手に入ります。ECサイトが今ほど充実していない頃は、土地勘がなくて売っているお店を見つけられなかったりしたのでしょうね。知らないだけで、実際にはすぐ近くで手に入るパターンも多かったと思います。どんどん状況は変わるので、古い記事には要注意。

Amazonの日本アカウントはちょっと特殊で、海外アカウントとは別に管理されています。イギリスのアカウントを作れば、イギリス以外のアメリカやヨーロッパ諸国を含む15ヵ国の海外Amazonが利用できるのですが、日本のアカウントの場合は完全に独立していて、これができません。

とは言え、メールアドレスとパスワード等の基本的な情報を設定するだけで簡単に新規アカウントが作成できるので、イギリス留学予定の方はサクッと作っておきましょう。住所の入力等は現地に到着して初回の買い物をする際で大丈夫です

現地で調達できるか不安なものがあれば、事前にイギリスの主要なECサイトを下見して確認しましょう。

以下、イギリスのどの地域でも共通の代表的なサイトを貼っておきます。AmazonのようなEC専門のサイトを除いて、ここに記載のあるブランドは街を歩けば至る所に実店舗があります。

代表的なECサイト
ドラッグストア系
食料品系
Tina

物価も分かりますよね。日本食に関しては、上記のイギリス系のスーパーでは物足りなく感じますが、現地に沢山ある中華系のスーパーで手に入ります。どの地域も中国人は一定数いるので、少し歩けばすぐに見つかるはずです。箸や食器や炊飯器も売ってます。ちなみに納豆は冷凍コーナーにあります。

【最優先】絶対に必要なもの

イギリスでも日本と変わらず大抵のものは手に入る。では、「なにを持参するか?」です。

まずは最優先の持ち物リストです。

日本を飛び立ってイギリスに入国し、無事に滞在先に辿り着くことがまずは最優先です。それに加えて、留学先の大学or教育機関の入学手続きを済ませることですね。

パスポート+ビザ(Vignette)

基本中の基本ですね。

入国の際に必要なビザは、パスポートに貼られたシール状の一時的なビザ(Vignette)です。有効期限が短くなっていますが、入国後にBRP(Biometric Residence Permit)という「カード型のビザ」に切り替えるためです。

Tina

1年程度の語学留学、もしくは最短1年~の大学or大学院留学を前提にお話していますが、6ヵ月未満の短期語学留学の場合は観光ビザ(Standard visitor)で入国が可能です。その場合はビザの事前申請も不要で、入国時にパスポートにスタンプを押してもらうだけでOKです^^

ビザ発行に関する書類(Decision letter)

ビザ申請後にビザが無事に発行されると、パスポートにVignette(一時的なビザ)が貼り付けられて返却されます。その際、一緒に「Decision letter」というビザ発行に関する書類も付いてきます。

このDecision letterは入国審査の際にも必要ですが、入国後にBRPを受け取る際にパスポートと共に必要になるものです。
BRPとは、正式には「Biometric residence permit(バイオメトリック・レジデンス・パーミット)」で、イギリスの滞在許可証となるカード型のビザです。BRPには生体認証情報と在留資格の種類、有効期限、イギリスの公共サービスや社会保障受給の権利があるかどうかが記されています。

Tina

イギリスに6ヶ月以上滞在する場合や滞在期間を6ヶ月以上延長した場合、または定住する場合等にBRPが必要になります。

BRPは原則イギリス入国後10日以内に受け取る必要があります。受け取り場所は基本的には申請時に登録した滞在先の最寄の郵便局ですが、留学先の大学によっては構内で受け取れる場合もあります。

Decision Letterに「Collection point(受け取り場所)」として住所が記載されていますので、確認しましょう。

Tina

筆者は大学構内のAdministration Officeで受け取りました^^

航空券

航空券、これがないと日本から飛び立てません。

大抵の場合は、スマホのQRコードだったり購入確認メールに控えが添付されていたりで、スマホ1つで済むことが多いですが、万が一に備えて購入の際の受付番号等は控えておきましょう。スマホ紛失や電池切れ等、何があるか分かりません。印刷しておくと安心です^^

Tina

6ヵ月未満の短期留学の場合、帰りの航空券の予約表も必要です。

入学書類一式

入学許可証(Letter of Acceptance)はもちろんですが、合格通知(Offer Letter)やそれに付随する書類(IELTSスコア等)、全て持参しましょう。

どの大学(もしくはその他の教育機関)であっても、情報はデータベース上で管理されているはずですが、いざ入学手続きのためにオフィスに出向いても、なぜか情報が反映されていないとか、古い情報のままになっているなんてことが有り得ます。

Tina

有り得るというか、そんなことだらけです…。

入学手続きに関連する書類は、一式すべて持参しましょう。尚、入学許可証は入国審査の際も必要です

滞在先情報(住所/地図/電話番号)

知らない土地もGoogle Mapがあれば辿り着くことができる便利な世の中になりましたが、前述の航空券同様にスマホ紛失や電池切れ等のトラブルがないとは言えません。道順を尋ねるにしても、スマホを見知らぬ人に見せたり渡したりといったことは防犯上良くないので、地図や住所があれば便利です。

Tina

スマホ画面を見知らぬ人に見せるような行為はかなり危険です。サッと盗られて逃げられてしまうことがあります。駅員や職員なら良いですが、迷っている様子を見て声をかけてくる人には特に気を付けましょう。

滞在先の住所・地図・電話番号は紙データで持参しましょう。

イギリスもクレジットカード社会です。

パンデミックにより「キャッシュレス化」が更に加速され、クレジットカードを持っていればとりあえず支払いには困りません。長期留学の場合、落ち着いたら現地で銀行口座を開いてバンクカードで日々の買い物をしたり、日本の銀行で外貨預金をしておいてデビットカードを利用したりと、手数料やレート変動による負担を節約する術はいくつかありますが、とりあえず当面の間クレジットカードは必須です。

VISA、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレスといった国際ブランドの内、2~3つ用意しておくと安心です。

Tina

筆者はタッチ決済機能のないクレカを持って行ってしまって大後悔。反応の悪いリーダーが多すぎて、毎回支払いの度に時間がかかる…。店員さんはコツを知っていて、「ちょっと貸して」と言ってクレカを代わりに差し込んでくれるのですが、防犯上どうなのという所。スキミングや暗証番号盗み見のリスクもあるので、タッチ決済機能付きのクレカをおススメします。

現金(£50紙幣は使えないお店がある?)

クレカ社会とはいえ、現金は持参しましょう。

Tina

現地での外貨引き出しは都度お金がかかったりするので、お得な方法で両替しておくのがおススメ。

個人商店等では未だに現金のみのお店もあるので、滞在先の近くに大きなスーパーがなかったりすると困ってしまいます。滞在先に辿り着くまでにも、何かの折に必要になるかもしれません。

Tina

大きな荷物を持って慣れない手つきでATMを操作するのは、いかにも危険です。

ちなみに紙幣は£5、£10、£20、£50の4種類(スコットランドは£1もあります)。£50は防犯上NGのお店もあるので、£50以外の紙幣を組み合わせて持参するのがおススメです。

とにかく安く外貨両替したいなら。

SIMフリースマホ(SIM事前購入がおススメ)

現地でスマホを購入して現地用と日本用の2台持ちもできますが、おススメしません。理由は、スマホ調達までが不便なことと、単純に使い分けが面倒だからです。社費留学などで、留学中も日本とのやりとりでデータが一杯という場合は2台持ちも有りですけどね。

基本的におススメはSIMフリースマホでSIMを入れ替える方法です。

※ドコモやauといった国内キャリアでスマホを購入した場合、【SIMロック解除手続き】をしないと他社のSIMが使えないので、事前にオンラインで手続きを済ませておきましょう。窓口での手続きは基本的に有料ですが、オンラインだと無料の場合が殆どです。

2台持ちを考えているなら、デュアルSIMもおススメ。

デュアルSIMとは、1台のスマホに2枚のSIMカードが挿入でき、通信の使い分けができる機能です。着信の際もどちらの番号にかかってきたのか分かるようになっています。デュアルSIMを使いたい場合は、デュアルSIM対応のスマホが必要ですが、SIMカードを事前に購入すれば現地到着してすぐに使えるのが利点です。

Tina

筆者はデュアルSIMのスマホでしたが、日本とのやり取りはほぼLINEかPCメールだったので日本のSIMは外していました…。デュアルSIMの場合は日本SIMのデータローミングをOFFにしておかないと気付かない内にデータを使ってしまって高額請求が来ることがあるので注意。SIMフリースマホに入れ替える場合は日本のSIMは抜かれた状態なので心配ないですが、

イギリス国内も日本で言うDocomoやSoftbankのように多くのキャリアがひしめき合っています。日本からは撤退してしまった懐かしのVodafoneやO2の勢力が強めですが、筆者のおススメは【Three(スリー)】です。

Tina

MBA留学前に現地に下見に行った際にお世話になったホストファミリーの激推しによりThreeを使い始めました。結果、大正解。

Threeをおススメする理由

  • とにかく安くてプランが豊富。
  • ヨーロッパ圏であればどこでも使える。
  • 日本で事前に購入可能。
  • プリペイド式で安心。チャージもとっても簡単。

まずはとにかく料金がリーズナブル。学生には嬉しいですよね。

1年程度~の留学の場合、ドイツやフランスといったヨーロッパ圏に気軽に旅行に行けるのもイギリス留学の醍醐味の1つですが、その際も何の追加設定もいらず、そのまま普通にThreeの通信が使えます。

さらに日本で事前に購入可能なので、現地到着後にWi-Fiスポットを探すことなく即ネットにアクセスできます。プリペイド分を使い切った後(or 一定期間経過後)は、現地で簡単にチャージできますよ^^

Tina

チャージのことをイギリスでは「Top-up」と言います^^

事前購入の場合、以下のSIMカードが手頃でおススメ。大学や寮はWi-Fiが使えるので実際データ量はそんなに必要ないですが、渡航~生活の基盤を整えるまでは出先でも何かと調べ物が多くなるのと、データ量の多いプランは割安なので25GBくらいを購入しておくと良いかなと思います^^

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