英語を学ぶ目的:なぜ英語を学ぶのか(勉強する意味)

あなたはなぜ英語を学ぶのですか?

  • 希望の大学に合格するため?
  • 就職に有利だから?
  • 海外に住んでみたい?
  • 外国の友達が欲しい?
Tina

この記事をご覧頂いている方は、程度の差はあれ「自身の英語力を向上させたい」と思っていますよね。

今回は、英語を学ぶ目的を明確にすることの大切さについてお話したいと思います。

この記事を読むと漠然とした願望を現実のものにするための道すじがみえますよ^^

関連ワード:英語を勉強する目的/挫折/戦略と戦術の違い/語学習得/自己分析/目的と目標/SMARTの法則/英語は必要ない?

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目次

日本人はみんな「英語が話せたら」と思っている?

家族や友人知人と「英語が話せたらなぁ」なんて会話をしたこと、ありませんか?

Tina

もしかしたら日本人の殆どが漠然と「英語が話せたら」と願っているといっても過言ではないかもしれません。

日本の英語教育の歴史は明治時代にまで遡りますが、今に至るまで英語力の向上は長ぁーく日本人の課題として君臨し続けています。

グローバル化がここまで進んだ現代に生きていると、差し迫って必要はなくとも「英語が出来たらな」というタイミングって多々ありますよね。好きなブランドのアイテムが海外のECサイトでしか取り扱いがなかったり、便利なアプリが英語版しかなかったり。

Tina

あとは単純に、「英語が出来たらかっこいい」的な日本人独特?の感覚的なものだったり。

「英語が出来たら世界が広がるんだろうな」とは思っても、そこから実際に英語学習にとりかかるまでの心の距離って、多くの日本人にとって結構長い。

だって英語が分からなくても困らないですもんね。

Tina

最近は翻訳ソフトもかなり優秀。テクノロジーの発展に感謝、AI万歳です。

一方、その距離を飛び越えて英語学習をスタートしても、モチベーションを保ちながら継続できる人は本当に一握り

繰り返しますが、途中でやめたって困らないからです。逆に、その状況で続けられる方が不思議です。また、なんとなく続けてはいるものの永遠に同じレベルから抜け出せないというのも良くある話。

Tina

筆者の母親は、毎朝欠かさずに1時間以上キクタンを流し聞きして数年経ちますが、一向に次のステップに進む気配がありません。
このルーティーン、一生続けそうな予感。

語学習得の厳しさ

まず覚えておいて頂きたいことは、日本というほぼ単一民族国家な島国で、日本人として、日本語という母国語のみで育った私たちにとって、英語の習得は生易しいものではないということです。

Tina

海外に住んだからと言って自然に話せるようになるものでもなければ、洋画を流し続ければある日突然聞こえるようになるものでもありません。

絶対的に大量のインプットと、アウトプット(トレーニング)が必要です。

とても地味な作業ですし、その道のりは長く、脱落要素満載の苦行といっても過言ではありません。

どんなに地頭の良い人でも、物理的にある程度の時間を要しますし、特に初級~中級レベルでは、上達への思いが強ければ強いほど、精神的に辛い期間を乗り越えなくてはならないでしょう。

何を「習得」とするのかについては、人それぞれ持論があって良いと思いますが、どんなに上級レベルに達しても語学学習は終わりなき旅であることも間違いないと思います。

明確な目的を持つことの大切さ

だからこそ、「なぜ英語を習得したいのか?」という目的を明確に持つことが重要です。

数多ある英語の指南書ではもう散々言われてきたことではありますが、ぼんやりとした気持ちではこの苦行に耐え抜くには弱すぎるということです。

Tina

よく、「英語を習得したいから英語を勉強する」という人がいますが、一見意志があるように見えて、目的としては漠然としすぎています。

けれど、裏を返せば、英語学習に挫けちゃった人や、どうしても上手くいかないと嘆いている人は、英語の才能がないわけでも努力の才能がないわけでもなく、「自分の目的を明確にして、その目的を達成するための手段を考える」という重要なステップを落としている可能性があります

楽な方に逃げたくなったり、移り気だったり…それってあなたが弱いからではなく、人間って本来そんなものなんじゃないでしょうか。

己という敵を知りましょう

Tina

自己分析って大事です。自分のことだから分かっていると思っていても、案外分かっていないものです。自分を分析してそれを体系的に整理することは、仕事でも勉強でもプライベートでもどんなことでも共通して有効です。

語学が趣味で、単語帳を眺めているのが幸せ…という稀なタイプはさて置き、英語学習という長い旅路に出発すると決めた際には、まずはしっかり目的地を明確にして、そこへたどり着くための航路を描きましょう

目的と目標は異なる

ここで少し、言葉の整理をしましょう。

「戦略と戦術の違い」って分かりますか?

ビジネスを成功させるためのとても大事な概念なのですが、実は英語学習においてもそのまま当てはまります。

ここまで、「目的を明確にして手段を考えましょう」とお話してきましたが、この方向性、いわば「目的地までの航路」こそが「戦略」です。進むべき方向性やシナリオですね。

そして戦略を成功に導くための「手段」というのが目的達成のために細分化された「目標」であり、「戦術」です。

目的と目標をごちゃ混ぜにしないようにしましょう。

例えば、こんな感じ…

目的:

「新卒で外資系A社に入社すること」

目的を達成するための手段(目標):

  • A社の採用実績の多い〇〇大学に入学する
  • TOEIC900点を取得する
  • 在学中にA社のイベントに参加する

それぞれの手段(目標)は目的を達成するための「戦術」ですよね。

これらの目標を1つ1つクリアしていくことで目的に近づくという全体のシナリオが「戦略」です。

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挫折してしまう人のパターンと解決法

さて、目的と目標の違いが明確になったところで、戦略を立てても上手くいかないというケースもありますよね。上手くいかない人の特徴として大きく以下の2パターンがあります。

  1. あまりに非現実的な目標を掲げて失敗して挫けるパターン
  2. 目的を見失って目標に固執してしまうパターン

前者①は、そもそも戦略ミスであり、最初にお話した自己分析が十分にできていません。現在の自分のレベルや誘惑に負けてしまうポイント、生活パターンなど十分に分析できていますか?

どんなに屈強な兵士でも、迂愚な戦略の元では命を落とします

特に語学学習ではどんなに頑張ったって1ヵ月でネイティブのようにはなりませんし、TOEIC400点の人がいきなり900点をとるのは難しいです。

Tina

失敗というのは誰にとってもダメージが大きいので、このパターンは精神的に挫けやすいです。

努力すれば届きそうな小さな目標をたくさん設定し、一つ一つクリアしていく喜びを味わいながら着実に進んでいきましょう。

【①パターンの解決策】実現可能な小さな目標を着実に積み重ねる(戦略の精度を上げる)

後者②は、完璧主義の人に多いですが、例えば先ほどの「外資系A社に入社する」ための戦術の一つとして設定した「TOEIC900点」にたった5点届かないことに固執してTOEICの勉強をやり続けてしまうようなパターン。

その5点の違いが採用条件として厳しく設定されているなら別ですが、はっきり言って、895点も900点も変わりません。それでもその点数に固執してしまうんですよね。

この沼にハマってしまったら、一つでも多く難しい単語を暗記したい気持ちを抑えて、もう一度、ご自身で描いた航路を俯瞰して眺めてみましょう。

あなたの目的地はどこですか

後者の場合、期限を決めることも有効です。期限までに目標にある程度近づいていたら、そこまで頑張った自分を褒めてあげて次のステップに目を向けてみましょう。

【②パターンの解決策】目的地までの航路を定期的に見返してみる、それぞれの目標に期限を設ける

Tina

但し、期限までに到達した時点が目標からあまりにもかけ離れていたら、もう一度、戦略を見直してみましょう。

ここまで読んで、ご自身の英語学習における戦略アイデアが浮かんできましたか?

挫けてしまうパターンと解決法についてお話しましたが、目標設定の段階でその精度を高めておけるように、「SMARTの法則」についてお伝えしておこうと思います。

SMARTとは以下の要素の頭文字をとったものです。

SMARTとは?
  • S: Specific 「具体的な」
  • M: Measurable 「測定可能な」
  • A: Achievable 「達成可能な」
  • R: Relevant 「適切な」
  • T: Time-based 「期限のある」

あなたの設定した目標が、Specific=具体的で、Measurable=測定可能で、Achievable=達成可能で、Relevant=その先の目的に近づくための手段として適切であり、Time-based=期限を持ったもの」であれば、その目標は達成される可能性が高いものと言えます。

目標を設定する際には、ぜひSMARTの各項目をチェックしてみてください。

Tina

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最後に

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

偉そうにお話していますが、筆者自身は決して最短ルートを辿ってきたタイプではありませんし、器用な方でもないと思います。英語を本格的に勉強し直したのは30歳を過ぎてからで、それまで英語は大卒平均レベルの純国産というスペックです。

Tina

当時、海外経験も殆どありませんでした。

迷って悩んで試行錯誤しながら英語学習を続け、海外MBA取得という一つの目標を達成した今、「あの時、こうしておけばよかったんだな」という気付きが沢山あります。友人が同じ状況にいたら是非伝えたい進むべき道筋やセオリーを、シェアしていければと思っています。

どなたかのヒントになれば嬉しいです^^

自分には手の届かないように思えるゴールも、自分を信じて一つ一つ積み重ねれば絶対にたどり着くはずです。目的地に既に立っている人達は、特別な才能を持った別世界の人間ではなく、一歩一歩地道な努力を積み重ねてきた人達なんだと思います。

Tina

このサイトにたどり着き、記事を読んでくださったみなさんお一人お一人の成功を心から応援しています!いっしょに頑張りましょう!

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