【テンプレート付き】大谷翔平の目標達成シート(分析と戦略):マンダラチャート

マンダラチャート」=別名「目標達成シート」。

大谷翔平選手が高校1年の時に作成したシートが公開され、有名になりましたよね。

思考がクリアになり、目標達成のためのやるべきことが見えてきます。

関連ワード:大谷翔平 リアル二刀流/大谷翔平 なぜ強い/高校時代/原田メソッド/Harada method/ゴミ拾い/努力

Tina

大谷翔平選手…最高…。

目次

目標達成に必要なこと

さて、あなたが達成したい目標って何でしょうか?

  • 営業成績で社内1位をとる
  • 海外大学院に進学して海外で働く
  • 研究者になって新薬を開発する 
  • 売上〇〇〇万円達成する etc.

高校1年の大谷選手の目標は「8球団からドラフト1位指名をとる!」だったのですが、どんな目標であれ、達成のために共通して必要なことがあります。

それは「現状分析」と「戦略」です。

客観的に自分の現状(強みや弱点)を分析し、その上で目標達成に何が必要かを考えて道すじ(戦略)を立てます。

Tina

こちらの記事「目的」と「目標」の違いを解説しました。今回の記事では厳密に言うと「目的」の意味合いで「目標」という言葉を用いています。フレームワークは提唱者により使う言葉が異なるのでややこしいですが、念の為、補足しておきます。

マンダラチャートとは

目標達成のために現状を分析して戦略をたてる際、思考をクリアにしてくれるのが「マンダラチャート」です。

ビジネスの場でも広く活用され、「目標達成シート」とも呼ばれます。

マンダラチャート解説©TINATECH

上図を見て分かるように、マンダラチャートは9×9の81マスで構成されます。

記入方法は以下の通り。

STEP
目標や夢

81マスの中心に達成したい「目標=成し遂げたいこと、夢etc.」を書き込む

STEP
必要な要素

周りの8マスに「目標を達成するために必要な要素」を書き込む

STEP
必要な行動目標

必要要素を手に入れるために必要な行動目標」を夫々の要素の周囲8マスに書き込む

Tina

シンプルですよね。でも、書き始めると意外に難しいです。

目標を達成するために必要なことって、分かっているようで結構漠然としているものです。というか、実は目標自体が漠然としていることも多いです。書き始めてペンが止まる度に自分に問いかけることになります。

完成させること自体が自己分析なんです。

例えば、前述の「海外大学院に進学して海外で働く」という目標だとしたら…

海外ってどこ?英語圏で絞ると何か国あるんだろう?なぜ海外で働きたいの?本当に自分が叶えたいことって?就きたい職業は具体的に何?何年以内に実現したい?IELTSかTOEFL、どっちを受けるべき?語学力向上に必要な行動って何だろう?費用はどうしよう?語学以外に必要なことって?海外のネットワークも必要かな?それにはコミュニケーション力を磨く必要があるかな?…etc….

…という感じ。

目標が抽象的である程に必要な要素や行動目標を決めることが難しくなるので、具体化する必要性に気付くはずです。

目標が定まったら、自分に何が足りないか、どう行動すれば良いのかを明確化することで目標達成までの道すじが見えてきます。このシートの良い所は、完成させればやるべきことがクリアになり、完成させる過程では新しいアイデアが生まれたり違う視点に気付けたりすることです。

一旦シートを完成させたら終わりではありません。どんどんアップデートしていってください。各行動目標を実践する中でより必要なことに気が付けば、書き直していきましょう。

このシートはパッと見て視覚的に「自分に何が必要か?」を訴えかけてきます。

優先順位を決めて色付けするのも良いでしょう。常に現状を分析して戦略を立てるクセが身についていきます

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大谷翔平選手のマンダラチャート

大谷翔平選手が2010年の当時高校1年で書いたマンダラチャートがこちらです。

【参照】スポーツニッポン:大谷 花巻東流“夢実現シート” 高1冬は「ドラ1_8球団」

大谷選手は寮で生活していた当時、何度も何度もシートを書き直していったそうです。

その数、全16枚!!

最後のシートには64の行動目標の全てに「責任者」が書き込まれており、このシートをベースにした一大プロジェクトが作り上げられていたとのこと。

栄養面はお母さん、野球の技術は監督…といった具合に周囲を巻き込んでいったそうです。すごいですよね。巻き込んでしまった以上やり遂げるしかないというのもありますが、周囲の能力が掛け合わさって相乗効果でどんどんパワーが膨らんでいきます

Tina

巻き込み力って何をするにもすごく大事です。

高校1年生でドラフト指名の要素に「人間性」を掲げるところもすごいのと、「運」を味方にする行動目標に「あいさつ」「ゴミ拾い」といった内容を書き込んでいるところがさすがですよね。

Tina

大谷選手のマンダラチャートだけがクローズアップされていますが、実は彼の場合はこのチャートを含めた「原田メソッド」という目標達成のための教えを受けています。当時、花巻東高校野球部の佐々木洋監督がこの「原田メソッド」を導入したのですが、マンダラチャートはメソッドの一部です。他にも、毎日つけていた日誌でのセルフフィードバック等、非常に面白い内容なので興味があれば是非調べてみてください^^
海外の記事では「the Harada Method」として紹介されていますよ。

マンダラチャートの無料テンプレート

マンダラチャート、早速実践してみましょう!

テンプレートを作成したので、印刷して是非使ってみてください

Tina

もちろん無料です^^

一度で完璧なものは書けません。まずは捻りだして書いてみて、実践する中でどんどんアップデートしていきましょう!

■マンダラチャート:テンプレートダウンロード

※解説も一緒に印刷したい方はこちらからどうぞ

記入する際には別記事でご紹介した「SMARTの法則」も意識してみましょう▼

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最後に

大谷選手のエピソードってとにかくワクワクします。

大谷選手のマンダラチャートのメンタルの行動目標に「頭は冷静に心は熱く」というのがありますよね。これがとても好きです。「こうなりたい」という熱い想いを実現するには、冷静で客観的な分析と戦略が必要です。

このチャートの良いところは、すぐに一人で取り掛かれてとことん自分と向き合えるところですが、一息ついたらぜひ周囲にも客観的な意見を求めてみてください。

Tina

ビジネスで使用する際には、目標を共有するチーム内の議論のたたき台といった使い方もできます。

ぜひ活用してみてください^^


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